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X広告とは?3つの特徴と費用・始め方を解説【旧Twitter広告】

X広告とは?3つの特徴と費用・始め方を解説【旧Twitter広告】
目次
  1. 01X広告とは?フォロワー以外にも届く有料配信の仕組み
  2. 02X広告のメリットと3つの特徴
  3. 03X広告のデメリットと注意点
  4. 04X広告の費用の仕組み(公式情報で確認できること)
  5. 05X広告の主なフォーマット
  6. 06X広告で押さえておきたい最近のルール変更
  7. 07X広告の始め方
  8. 08X広告で成果を出すための運用のコツ
  9. 09よくある質問
  10. 10まとめ

X広告とは、X(旧Twitter)のタイムラインや検索結果などに投稿を表示し、フォロワー以外の人にも届けられる有料の広告です。少額から始められる一方で、目的によって課金のされ方が変わり、広告文のルールもここ数年で変わっているため、古い情報のまま出稿すると審査で止まったり、想定と違う課金になったりしがちです。

以下では、仕組みと特徴、公式情報で確認できる費用の仕組み、主な広告フォーマット、出稿の流れ、最近のルール変更、運用のコツを整理します。「目的と課金対象をそろえる」「広告らしさを消した投稿の形でつくる」「計測を整えてから配信する」の3つを押さえれば、少額でも検証を回せる媒体です。

01X広告とは?フォロワー以外にも届く有料配信の仕組み

X広告は、Xのタイムラインや検索結果などに表示される有料の広告です。通常の投稿(ポスト)は主にフォロワーに届きますが、広告はターゲティングの設定にもとづき、まだ自社を知らない人のタイムラインにも表示されます。

見た目はふだんの投稿とほとんど同じで、広告であることを示す表示が付く形です。そのため、つくり方次第で「広告らしくない広告」として自然に読んでもらえます。

X広告はどんな人に届くのか

総務省の「情報通信白書」(令和7年版)では、XとInstagramの利用率が伸びており、2024年にはいずれも全体の半数ほどが利用し、50代でも4割以上が使っていると紹介されています。若い世代だけでなく、ビジネス層を含む幅広い年代に届く媒体です。

02X広告のメリットと3つの特徴

1. 広告も拡散される

広告として配信された投稿も、通常の投稿と同じように「いいね」やリポストができます。ユーザーが自分のフォロワーに広めてくれた分も含めて、広告が想定以上の人に届くことがあります。共感や話題性のある内容ほど、この効果を生かせます。

2. 「いま関心がある人」に届けやすい

Xでは、地域・年齢・性別などの基本属性に加え、興味関心、特定のキーワード、会話のトピック、特定のアカウントのフォロワーに似た人、自社の顧客リストなどを組み合わせて配信できます。話題になっているテーマに関心を持つ人へ、そのタイミングで届けやすいのが特徴です。

3. 文字で伝える力が強い

画像や動画が中心の媒体と違い、Xでは投稿の文章そのものがよく読まれます。商品の背景や考え方、比較のポイントなど、言葉で伝えたい商材と相性が良い媒体です。

03X広告のデメリットと注意点

X広告には、メリットの裏返しになる弱みもあります。出稿前に把握しておきましょう。

  • 批判も広がりやすい:広告も拡散されるため、誤解を招く表現は一気に広まる。公開前のチェック体制が欠かせない
  • タイムラインの流れが速い:最初の一文で手を止めてもらえないと読まれない。また同じ広告は飽きられやすく、入れ替えの頻度が高くなる
  • 文章の力量が成果を左右する:画像や動画だけでなく、投稿文そのものの作り込みが必要になる
  • ルールの変更が多い:広告文の書き方や機能の仕様が変わることがあり、古い情報のまま出稿すると審査で止まることがある

他のSNS広告との使い分け

媒体伝わりやすいもの向いている使い方
X広告文章、話題性、会話商品の背景や比較ポイントを言葉で伝える、話題に乗せて広める
Instagram広告写真、世界観見た目や使用シーンで魅力を伝える
TikTok広告縦型動画、音使い方や変化を短い動画で見せる

どれか1つに決めるより、商材の伝わり方に合わせて主軸を選び、他の媒体で補う形が現実的です。

04X広告の費用の仕組み(公式情報で確認できること)

最低出稿額はなく、オークションで費用が決まる

Xの公式ヘルプでは、広告に最低支出額はなく、予算は広告主が決められると案内されています。費用はオークションで決まり、広告の魅力度、ターゲットの規模、同じオーディエンスを狙う広告主の数、入札額などによって変わります。オークションは第二価格方式で、次の順位の広告を上回るのに必要な分だけを支払う仕組みです。

課金の対象は「目的」で決まる

X広告では、選んだキャンペーンの目的によって、課金の対象になる行動が決まります。代表的な目的と課金対象の関係は次のとおりです。

キャンペーンの目的主な課金対象まず見る指標
リーチインプレッション(1,000回表示ごと)リーチ、フリークエンシー、CPM
動画再生インプレッション、または動画再生再生率、視聴完了率、再生単価
ウェブサイトへの誘導インプレッション、またはリンククリックCTR、CPC、サイトでの成果

目的と本当に欲しい成果がずれていると、たとえば「サイトに来てほしいのに、表示に対して課金される」といった状態になります。最初に目的をはっきりさせ、課金対象と見る指標をそろえましょう。

X広告の予算は「相場」より許容CPAから逆算する

ネット上にはクリック単価や表示単価の「相場」が多く出回っていますが、業種・時期・ターゲット・クリエイティブによって大きく変わります。予算は、1件の成果にいくらまでかけられるか(許容CPA)から逆算し、最初の数週間を自社の単価を知るためのテスト期間と考えるのが安全です。

05X広告の主なフォーマット

運用型と予約型の2つがある

X広告は、大きく「運用型」と「予約型」に分かれます。運用型は、広告マネージャーで予算や入札を自分で決め、配信しながら調整していくタイプで、少額から始められます。予約型は、テイクオーバーのように目立つ枠を期間を決めて押さえるタイプで、主に大規模な認知キャンペーン向けです。はじめて出稿する場合は、運用型から始めるのが一般的です。

フォーマット早見表

フォーマット特徴向いている目的
プロモ広告(画像・動画・カルーセル・テキスト)通常の投稿と同じ形で表示される基本の広告サイト誘導、認知、エンゲージメント
縦型動画広告全画面・音声ありで表示される9:16の動画広告認知、動画視聴
Amplify提携パブリッシャーの動画の再生前に流れる動画広告ブランドの安全性を重視した認知
テイクオーバータイムラインなどの目立つ位置を1日単位で押さえる大型の広告大規模な認知
ダイナミック商品広告商品カタログから、閲覧した商品などを自動で表示するEC、リターゲティング

縦型動画広告

X公式の説明では、縦型動画広告は9:16の全画面・音声ありの形式で、15秒程度の動画が推奨されています。視聴開始から1秒後にボタンが表示され、サイトへの誘導にも使えます。

ダイナミック商品広告

商品カタログをもとに、閲覧した商品やカートに入れた商品を自動で表示する形式です。リターゲティングで使う場合は、XピクセルまたはコンバージョンAPIの設置が必要です。

まずはプロモ広告から始め、反応を見ながら縦型動画などに広げていくのが一般的な進め方です。フォーマットの仕様や提供範囲は変わることがあるため、出稿前に公式の情報を確認してください。

06X広告で押さえておきたい最近のルール変更

広告文にハッシュタグとURLを入れない

2025年6月27日、Xはハッシュタグを含む広告の配信を順次停止しました。日本法人の案内では、ハッシュタグを含まない広告は通常どおり配信され、広告主にはハッシュタグを除いたクリエイティブへの差し替えが呼びかけられました。その後、広告品質ポリシーでは、広告本文にハッシュタグやURLを含めないことが求められるようになったと報じられています。

オーガニック投稿の感覚でハッシュタグやURLを本文に入れると、配信できない原因になります。サイトへの誘導は、本文ではなくウェブサイトカードなどのリンク機能を使いましょう。最新の条件は、Xの広告品質ポリシーで確認してください。

古い記事の情報に注意する

X広告は、名称や機能、ポリシーの変更が比較的多い媒体です。数年前の記事に載っている課金方式やフォーマットが、現在は提供されていないこともあります。出稿前には、公式のヘルプや広告マネージャーの画面で最新の仕様を確認しましょう。

07X広告の始め方

1. 広告アカウントを作り、支払い方法を登録する

Xのアカウントから広告アカウントを作成し、支払い方法を登録します。公式ヘルプでは、カードを登録する際に、支払い方法が有効かを確認するための一時的な事前承認(仮請求)が行われると案内されています。

2. 計測を準備する

サイトでの問い合わせや購入を成果として計測するには、XピクセルやコンバージョンAPIを設定します。計測がないと、どの広告が成果につながったかがわからず、CPAで判断できません。

3. キャンペーンを作成する

目的を選び、広告グループでターゲット・予算・期間・入札方法を、広告でクリエイティブとリンク先を設定します。入札は、最初は自動入札から始め、データがたまってから目標コストなどを検討するのが無理のない進め方です。

4. 配信して検証する

複数のクリエイティブを用意し、反応の良い型に予算を寄せていきます。配信開始直後の数字だけで判断せず、判断に必要な件数・期間をあらかじめ決めておきましょう。

08X広告で成果を出すための運用のコツ

広告らしさを抑えた投稿の形でつくる

タイムラインでは、広告は他の投稿と並んで表示されます。作り込んだバナーより、ふだんの投稿のような書き出しや、人の声が感じられる文章のほうが読まれることがあります。

  • 1行目で結論か問いかけを書く:続きを読む理由をつくる
  • 主語を「あなた」の悩みにする:商品の説明から始めない
  • 画像には文字を詰め込みすぎない:本文と画像で役割を分ける
  • 複数の型を用意して比べる:体験談風、比較型、数字で示す型など

すぐに使える広告文の型

X広告で読まれやすい文章には、いくつかの型があります。ここでは、法人向けの会計ソフトを例にした書き方の型を紹介します。

型1行目の例向いている場面
問いかけ型「月末の請求書づくり、まだ手作業ですか?」悩みがはっきりしている商材
体験談型「経理が1人しかいない会社で、締め作業を半分にした話」導入前後の変化を伝えたいとき
比較型「Excel管理と会計ソフト、どこが違う? 3つの観点で比べました」検討段階の人に届けたいとき
数字型「請求書の作成にかかる手順を、5つから2つに」効果を具体的に示せるとき
宣言型「経理の仕事は、もっと減らせると考えています」考え方や姿勢で共感を集めたいとき

どの型でも、本文は「1行目で止める→2〜3行目で中身→最後に次の行動」の流れにすると読みやすくなります。なお、数字を使う場合は、根拠を示せるものに限りましょう。体験談型も、実際にあった事例だけを使います。

ターゲティングは絞りすぎない

精度の高いターゲティングはXの魅力ですが、絞り込みすぎると配信の母数が小さくなり、学習が進まず単価が上がることがあります。最初はある程度の広さを確保し、データを見ながら調整するのが基本です。

クリエイティブは定期的に入れ替える

同じ広告を同じ人に見せ続けると、反応は徐々に落ちていきます。フリークエンシーとCTRの推移を見ながら、反応が落ちる前に新しい素材を追加しましょう。

X広告は書き出しを変えるだけでも別の案として試せる反面、流れが速いぶん、文章案を切らさず用意し続ける手間がかかります。兼務の担当者だと、配信は続いているのに新しい案が出てこなくなる、という形で止まりがちです。少額で1つの商材を試す段階なら自社で十分に回せますが、誰がどれくらい書けるかは始める前に確かめておきましょう。

クリックの先まで続けて見る

CTRが良いのに成果につながらないときは、広告文よりも受け皿を疑います。投稿らしい文体で興味を持った人が、会社案内のように硬いLPに着くと、話の続きとして読めずに離脱しやすくなります。LINE登録を挟む導線なら、LPの離脱、登録数、登録後の反応を分けて見ないと、どこを直すべきかわかりません。広告だけを何度直しても、受け皿がずれていれば成果は変わりにくいものです。

炎上につながる表現を避ける

拡散されやすいことは、裏を返せば批判も広がりやすいということです。誤解を招く表現、特定の属性を揶揄する表現、時事問題への便乗には注意し、公開前に複数人でチェックする体制をつくっておくと安心です。

09よくある質問

X広告は少額でも始められますか?

公式ヘルプでは最低支出額はないとされているため、少額からでも始められます。ただし、少額だと成果の件数がたまりにくく、判断に時間がかかります。テスト期間に得たい件数から必要な予算を逆算しましょう。

X Premiumや認証バッジは必要ですか?

広告の出稿条件や、プランごとの特典は変更されることがあります。出稿前に、Xの公式ヘルプで最新の条件を確認してください。

どんな商材がX広告に向いていますか?

文章で魅力や背景を伝えられる商材、話題性や時事性と結びつけやすい商材、BtoBのサービスなどは、Xの特徴を生かしやすいといえます。見た目で魅力が伝わる商材なら、Instagramなどと併用して比べるのもおすすめです。

10まとめ

  • X広告はタイムラインなどに投稿の形で表示され、拡散や「いま関心がある人」への配信が強み
  • 最低出稿額はなく、費用はオークションで決まる。課金対象は目的によって変わる
  • まずはプロモ広告から始め、縦型動画やダイナミック商品広告に広げる
  • 広告本文にハッシュタグやURLを入れない。仕様は公式情報で最新を確認する
  • 計測を整え、ふだんの投稿に近い形でつくったクリエイティブを複数比べて育てる

X広告は、入り口が低い一方で、目的の設計・クリエイティブ・計測の精度が成果を分ける媒体です。Lic.では、Xを中心としたSNS広告の運用で、投稿として読まれるクリエイティブと、その先の導線まで一続きで設計することを大切にしています。

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参考

Lic. 編集部Lic. Journal Editorial

株式会社Lic.の編集部。Web広告・デザインの現場から記事を届けます。

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