無料配布中 資料一覧
無料で相談するお役立ち資料
すべての記事このメディアについてLic. 公式サイト

LINE公式アカウントの作り方|開設手順と初期設定7項目

LINE公式アカウントの作り方|開設手順と初期設定7項目
目次
  1. 01LINE公式アカウントとは
  2. 02LINE公式アカウントの開設手順
  3. 03開設前に決める設計(ステップ1〜3)
  4. 04管理画面で整える初期設定7項目
  5. 05開設後の配信設計(ステップ4以降)
  6. 06通数とプランの見積もり方
  7. 07構築でよくある失敗
  8. 08構築チェックリスト
  9. 09よくある質問
  10. 10まとめ

LINE公式アカウントの作り方は、公式サイトかアプリから無料で開設し、役割を決めたうえで管理画面の初期設定を整える、という流れです。構築で最初に決めるべきは機能ではなく、「友だちにとって、このアカウントは何の役に立つのか」という役割です。開設そのものは手軽なぶん、設計をしないまま始めて伸び悩むことも少なくありません。PC・スマホでの開設手順、開設前に決める設計、初期設定7項目、2026年10月時点の料金プランとメッセージ通数の考え方を、構築の順番どおりに整理します。

01LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントは、企業や店舗がLINE上でユーザーとつながり、メッセージ配信やチャット、クーポン、ショップカードなどを使ってコミュニケーションできるサービスです。LINEヤフーによると、LINEの国内月間利用者数は1億人を超えています(2025年12月末時点)。メールやSNSに比べて、普段使っているトーク画面に直接届くのが大きな特徴です。

開設前に知っておきたい料金プラン

料金プランは3つで、違いは毎月の無料メッセージ通数と、追加メッセージを送れるかどうかです。プランによって使える機能に差はありません(2026年10月時点、税別)。

プラン月額固定費無料メッセージ通数追加メッセージ
コミュニケーションプラン0円200通不可
ライトプラン5,000円5,000通不可
スタンダードプラン15,000円30,000通1通あたり最大3円(配信数に応じて変動)

初期費用はかからず、開設時はコミュニケーションプランから始まります。追加メッセージ料金は2026年10月1日に改定されているため、最新の金額は公式ページで確認してください。

「通数」の数え方を知っておく

メッセージ通数は「配信回数×送った友だちの数」で数えます。友だち1,000人に月4回配信すれば4,000通です。一方で、次のものは通数に数えられません。

  • あいさつメッセージ(友だち追加時に自動で届くメッセージ)
  • 応答メッセージ(キーワードなどに自動で返すメッセージ)
  • チャット(1対1のやり取り)

絞り込み配信やステップ配信は通数に含まれます。友だちが増えるほど一斉配信のコストも増えるため、「全員に送る」前提ではなく、「必要な人に送る」前提で設計しておくことが、構築段階からのコスト対策になります。

02LINE公式アカウントの開設手順

アカウントの開設そのものは、手順どおりに進めれば短時間で終わります。画面の表記は変わることがあるため、迷ったときはLINEヤフー for Businessの公式ページを確認してください。

PC(Web)で作る場合

  • LINEヤフー for Businessのサイトで「アカウント開設」を選び、LINE公式アカウントの作成に進む
  • LINEアカウントか、メールアドレスで登録・ログインする(メールアドレスで登録すると、個人のLINEアカウントと切り離して管理できる)
  • アカウント名、メールアドレス、業種、会社名・店舗名などの情報を入力する
  • 内容を確認して完了すると、管理画面(LINE Official Account Manager)が使えるようになる

複数の担当者で運用する場合は、作成後に管理画面の「権限管理」からメンバーを追加します。担当者個人のLINEアカウントに管理を集中させないようにしておくと、異動や退職のときに困りません。

スマホで作る場合

スマートフォンでは、「LINE公式アカウント」アプリをインストールし、アプリから同じ流れで作成します。開設後もアプリで配信やチャットができますが、リッチメニューの作り込みや分析の確認はPCの管理画面のほうが操作しやすいため、初期設定はPCで進めるのがおすすめです。

個人でも作れる?開設できないケースは?

認証バッジのない「未認証アカウント」は、法人・個人を問わず誰でも開設できます。一方で、LINE公式アカウントガイドラインでは、法令や公序良俗に反するもの、国内で未承認の医薬品など、利用できない業種・業態や商品・サービスが定められています。対象になりそうな業種の場合は、開設前にガイドラインを確認しておきましょう。

開設直後は「検索結果に表示」を急がない

管理画面のアカウント設定には、LINEの検索結果にアカウントを表示するかどうかの設定があります。公式マニュアルでも、公開の準備ができるまで変更しないよう案内されています。プロフィールやあいさつメッセージを整えてから公開しましょう。

03開設前に決める設計(ステップ1〜3)

ステップ1:アカウントの役割を決める

役割によって、あいさつメッセージも、リッチメニューの中身も、配信の頻度も変わります。

役割向いている業種の例主に使う機能
予約・問い合わせの窓口美容室、クリニック、士業リッチメニュー、チャット、応答メッセージ
リピート促進飲食店、小売、ECクーポン、ショップカード、セグメント配信
商談・資料請求への導線BtoB、住宅、教育ステップ配信、リッチメニュー、チャット
会員証・ポイント店舗ビジネス全般ショップカード、リッチメニュー

役割を決めずに始めると、「なんとなく情報を流すだけのアカウント」になりがちです。役割はひとつ、多くても主従のある2つまでに絞りましょう。

ステップ2:友だち追加の理由と入口を決める

ユーザーは理由がなければ友だち追加をしません。初回限定クーポン、限定コンテンツ、予約が簡単になる、すぐに質問できるなど、追加するメリットを一言で示せるようにします。

入口は接点ごとに用意します。

  • 店頭:POP、ショップカード、レシート、会計時の声かけ
  • Webサイト:ヘッダーや問い合わせ導線に友だち追加ボタン
  • SNS:プロフィールのリンクや投稿からの誘導
  • 広告:友だち追加を目的とした広告や、LPからの誘導

入口ごとにURLやQRコードを分けておくと、管理画面の分析で「どこから追加され、どこから来た人がブロックしたか」を確認できます。

広告から友だちを集める場合は、広告とLPで約束した内容が、あいさつメッセージで受け止められているかも確認します。友だちは増えるのにブロックが多いときは、配信だけを直しても変わらないことがあり、広告が何を約束していたかまでさかのぼって見る必要があります。

ステップ3:友だちの情報をどう集めるか決める

あとで「この人にはこの配信」と出し分けるには、友だちの情報が必要です。管理画面の属性(性別・年代・地域)での絞り込みは、ターゲットリーチ(配信できる友だちの数)が100人以上必要などの条件があります。友だちが少ないうちから出し分けたい場合は、あいさつメッセージでのアンケートやリッチメニューのタップなど、自社で情報を集める仕組みを最初に入れておきましょう。

04管理画面で整える初期設定7項目

1. アカウント名とプロフィール画像

検索や通知で表示される顔です。正式な社名や店名、ロゴなど、ひと目で誰からのメッセージかわかるものにします。

2. プロフィール(ビジネスプロフィール)

友だち追加の際に表示される画面です。営業時間、住所、電話番号、WebサイトのURLなど、ユーザーが知りたい基本情報をそろえておきます。

3. あいさつメッセージ

友だち追加の直後に届くメッセージで、もっとも読まれるメッセージのひとつです。次の4点を入れましょう。

  • 友だち追加へのお礼
  • このアカウントから届く情報の内容と頻度の目安
  • 約束していた特典(クーポンなど)
  • 次にしてほしい行動(予約、アンケート回答、リッチメニューの案内など)

4. リッチメニュー

トーク画面の下に表示されるメニューで、ユーザーが自分から操作する入口です。役割に応じて構成を決めます。

役割大きく置くボタン小さく置くボタン
予約窓口予約するメニュー・料金、アクセス、よくある質問
リピート促進クーポンショップカード、新商品、店舗一覧
商談導線無料相談・資料請求事例、サービス紹介、チャットで質問

ボタンを増やしすぎると、かえって何も押されなくなります。いちばん押してほしい行動をひとつ決め、それを一番大きく置きましょう。

5. 応答メッセージとチャットの使い分け

営業時間外の問い合わせや、よくある質問には応答メッセージで自動返信し、個別の相談はチャットで対応する、という使い分けを決めておきます。応答メッセージもチャットも通数には数えられないため、問い合わせ窓口としての運用はコストを気にせず設計できます。

6. 友だち追加経路の設定

入口ごとの友だち追加URL・QRコードを用意し、経路として登録しておきます。分析画面の友だち追加経路では、経路ごとの友だち追加数とブロック数を確認できます。

7. アカウントの認証

LINEヤフーの所定の審査を通過すると、認証済アカウントとして認証バッジが付与されます。未認証アカウントでも基本機能は大きく変わりませんが、ユーザーに公式のアカウントだと伝わりやすくなるため、企業として運用するなら申請を検討しましょう。

05開設後の配信設計(ステップ4以降)

構築が終わったら、配信の設計です。

  • 配信の頻度と内容の目安を決め、あいさつメッセージで伝えた内容とそろえる
  • 友だち追加直後の数日間は、ステップ配信でアカウントの使い方や基本情報を順番に届ける
  • 一斉配信ではなく、アンケートの回答や追加経路で出し分ける
  • 配信ごとに、開封・クリック・ブロックの増え方を記録する

配信の頻度や内容、ブロックを減らす考え方については、別の記事で詳しくまとめています。

配信には、原稿づくり、出し分け条件の確認、配信後の記録が毎回ついてきます。他の業務と兼務していると、止まりやすいのは記録と見直しの工程です。友だちが少なく、配信内容を1人で決められる段階なら、管理画面の標準機能を使って自社で十分に回せます。広告で友だちを増やしながら出し分けも進める段階になると、広告、LP、LINEの数字をつないで見る作業が増えるため、誰がどこまで担当するかを決めておきましょう。

06通数とプランの見積もり方

プランは「なんとなく」ではなく、想定する友だち数と配信回数から逆算して選びます。

  • 月の通数=友だち数(ブロックを除いた配信対象)×月の配信回数
  • 例:配信対象300人に月4回なら1,200通。無料の200通を超えるため、ライトプラン(5,000通)が候補
  • 例:配信対象2,000人に月4回なら8,000通。ライトプランでは足りないため、スタンダードプランか、配信対象の絞り込みを検討

(数字は計算方法を示すための例です)

ライトプランは追加メッセージを送れないため、上限の5,000通に達するとその月はそれ以上配信できません。キャンペーンなどで配信が増える月がある場合は、余裕を持ってプランを選ぶか、配信対象を絞る運用を前提にしておきましょう。プランは開設後に管理画面から変更できます。

07構築でよくある失敗

よくある失敗起きること対策
役割を決めずに開設した配信内容がぶれ、ブロックが増える役割をひとつ決め、あいさつメッセージに書く
入口のURLを分けなかったどこから来た友だちが反応するのかわからない入口ごとに経路を登録する
リッチメニューに何でも並べたどのボタンも押されないいちばん押してほしい行動を大きく置く
友だちの情報を集めていない全員に同じ配信を送るしかない追加直後のアンケートを用意する
通数を見積もらずに配信を始めた月の途中で配信できなくなる、費用が膨らむ友だち数×配信回数でプランを選ぶ

08構築チェックリスト

  • アカウントの役割をひとつに決めた
  • 友だち追加のメリットを一言で言える
  • 入口ごとに友だち追加URL・QRコードを分け、経路を登録した
  • あいさつメッセージに、届く内容と頻度、特典、次の行動を入れた
  • リッチメニューで、いちばん押してほしいボタンを大きくした
  • 応答メッセージとチャットの使い分けを決めた
  • 友だちの情報を集める仕組み(アンケートなど)を用意した
  • 想定友だち数と配信回数から、月の通数とプランを見積もった

09よくある質問

無料のコミュニケーションプランでも運用できますか?

月200通までなら無料で配信できます。友だち100人に月2回なら200通なので、立ち上げ期は無料プランで始め、友だちの増加にあわせてプランを見直すのが現実的です。通数に数えられないあいさつメッセージ、応答メッセージ、チャットは、プランに関係なく使えます。

外部の拡張ツールは導入したほうがよいですか?

管理画面の標準機能でも、絞り込み配信やステップ配信などは使えます。より細かい顧客管理やタグ付けが必要になった段階で、機能とコストを比べて検討すれば十分です。最初から多機能なツールを入れるより、まず役割と配信の型を固めましょう。

友だち追加広告はどこから出せますか?

LINEの広告は、2026年4月からLINEヤフー広告として統合されています。友だち追加を目的とした広告の最新の出稿方法は、LINEヤフー for Businessの公式情報で確認してください。

10まとめ

  • LINE公式アカウントは無料で開設できるが、成果は開設前の設計で決まる
  • 料金は無料メッセージ通数の違いで3プラン。あいさつ・応答・チャットは通数に数えない
  • 最初に役割を決め、友だち追加の理由と入口、情報を集める仕組みを用意する
  • 初期設定は、プロフィール、あいさつメッセージ、リッチメニュー、経路設定を中心に整える
  • 配信は「全員に」ではなく「必要な人に」。設計段階からコストとブロックを抑える

LINE公式アカウントは、広告やSNSで出会ったお客様と、長く関係を続けるための場所です。Lic.では、広告からLINEまでを一続きの導線として設計し、一度きりの接点を継続的な関係に変えていくことを大切にしています。

Work with Lic.

Web広告の成果、伸び悩んでいませんか?

Xを中心としたSNS広告の運用を、戦略設計から配信・改善、LINEでのフォローまで一貫してお手伝いします。

  • Xを中心に、Instagram・TikTokなどのSNS広告運用
  • 広告〜成約までの導線設計
  • LINE公式アカウントの構築とリスト管理

まだ具体的に決まっていない段階のご相談も歓迎です。

参考

Lic. 編集部Lic. Journal Editorial

株式会社Lic.の編集部。Web広告・デザインの現場から記事を届けます。

編集方針
DownloadFree Sheets チェックリストや構成シートなど、現場で使える資料を無料で配布しています。お役立ち資料を見る ConsultTalk with Lic. Web広告・デザインのご相談は無料です。無料で相談する