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広告審査に落ちる理由と対処法|よくある10の原因と見直し方

広告審査に落ちる理由と対処法|よくある10の原因と見直し方
目次
  1. 01Meta広告・TikTok広告の審査の仕組み
  2. 02不承認になりやすい10の原因と直し方
  3. 03広告審査で業種ごとに注意したいポイント
  4. 04不承認になったときの対処の流れ
  5. 05広告審査の入稿前チェックリスト
  6. 06審査で配信が遅れないための進め方
  7. 07よくある質問
  8. 08まとめ

広告審査に落ちる理由の多くは、「表現」「リンク先」「素材の権利」「アカウント」の4つのどこかにあります。不承認になったら、通知に書かれたポリシー名から原因の場所を特定し、広告だけでなくLPまで含めて直すことが、いちばんの近道です。Meta広告とTikTok広告の審査の仕組みを公式情報をもとに整理し、不承認になりやすい10の原因と直し方、再審査の手順を紹介します。入稿前にそのまま使えるチェックリストと、キャンペーンの開始日が決まっているときに配信を遅らせない進め方もまとめました。

01Meta広告・TikTok広告の審査の仕組み

Meta広告の審査

Metaの広告規定によると、広告は配信が始まる前に、主に自動のツールでポリシーと照合されます。審査は通常24時間以内に完了しますが、それより長くかかる場合もあります。審査の対象は、画像・動画・テキストに加え、ターゲット設定やランディングページ(リンク先)にも及び、広告アカウントやFacebookページなどのビジネスアセットも審査されます。

また、配信が始まったあとにも再審査されることがあり、ポリシー違反が見つかればいつでも却下される可能性があります。一度通った広告でも安心はできません。

TikTok広告の審査

TikTokの広告ヘルプでは、審査に通るためのベストプラクティスとして、言語、アクション、メディア、一貫性、使用許可の5つが挙げられています。広告とランディングページの内容がそろっていること、権利の確認が取れた素材を使うことなどが求められます。

「不承認」と「アカウントの制限」は別物

1本の広告が却下されるだけならその広告を直せば済みますが、違反が重なると、広告アカウントやページそのものが制限されることがあります。却下が続いたら、出し直しを繰り返す前に、原因を落ち着いて特定することが大切です。

02不承認になりやすい10の原因と直し方

ここでは、運用の現場でよく見かける原因を、直し方とあわせて整理します。

No.原因よくある例直し方
1個人の特性を示唆する表現「あなたの借金、減らせます」「〇〇に悩むあなたへ」見る人の状態を決めつけず、商品やサービスの説明に置き換える
2誇大・断定的な表現「必ず痩せる」「100%効果あり」根拠を示せる範囲の表現にし、効果を約束しない
3健康・美容の禁止表現体の変化を強調する比較画像、身体の一部を過度に強調する画像媒体ごとの健康・美容の規定を確認し、使い方や雰囲気を伝える素材に変える
4広告とLPの不一致広告と違う商品・価格がLPに載っている広告で見せた商品・条件・価格をLPの冒頭に置く
5LPの機能・情報不足リンク切れ、表示が遅い、会社情報や連絡先がない会社情報、問い合わせ先、プライバシーポリシー、特商法表記などを整える
6素材の権利許可のない楽曲、他社ロゴ、有名人の写真使用許可のある素材、商用利用できる音源に差し替える
7制限のある商材お酒、金融、出会い、医薬品など媒体の規定で必要な条件(年齢制限、事前の許可など)を満たす
8誤解を招くデザイン偽の再生ボタン、システム通知風の画像押せるように見える偽のボタンや、通知を装う表現をやめる
9不適切な言葉・刺激の強い表現恐怖をあおる表現、過度に露出のある画像表現のトーンを下げ、商品の価値で引きつける
10アカウント・支払いの問題支払いの失敗、プロフィールの不備、過去の違反アカウントのクオリティ画面などで状態を確認し、不備を解消する

個人の特性を示唆する表現はどこが問題か

Metaの広告規定では、広告が見る人の人種、宗教、年齢、健康状態、経済状況などの個人的な特性を、断定したり暗示したりすることを認めていません。「あなた」という言葉自体が禁止されているわけではなく、「見る人がその状態にある」と決めつける書き方が問題になります。

  • 避けたい書き方: 「薄毛に悩むあなたへ」「借金で苦しんでいませんか?」
  • 置き換えの例: 「髪のボリュームが気になる方へのヘアケア」「返済計画の立て方を解説する無料相談」

健康・美容は「法律」と「媒体ルール」の二重チェック

健康食品や化粧品などの広告は、媒体の規定に加えて、薬機法や景品表示法などの法律にも気を配る必要があります。媒体の審査に通ったからといって、法律上問題がないとは限りません。逆に、法律上は言える表現でも、媒体の規定で認められないこともあります。

03広告審査で業種ごとに注意したいポイント

審査の厳しさは、商材の分野によって大きく変わります。媒体の規定で「制限されている商品およびサービス」に当たる分野は、表現だけでなく、出稿の条件そのものに注意が必要です。

分野注意したいポイント
美容・コスメ効果の断定、体の変化を強調する比較画像。薬機法の表現ルールも同時に確認する
健康食品・サプリ病気の治療や予防を思わせる表現。体型の変化を強調する素材
金融・保険・投資収益の約束、リスクの説明不足。媒体によっては事前の手続きが必要になる
求人・副業「誰でも簡単に稼げる」など、収入を保証するような表現。LPの会社情報の不足
不動産価格や条件の表示と、LPに載っている内容の不一致
出会い・マッチング媒体ごとに出稿の条件が定められている。事前に規定を確認する

Metaの広告規定では、アルコール、デート・出会い、健康とウェルネス、薬物および医薬品、金融商品・金融サービス、暗号通貨などが「制限されている商品およびサービス」として挙げられています。これらの分野では、広告をつくる前に規定を一読しておくことをおすすめします。

制限の少ない商材なら、入稿前のチェックリストと通知の読み直しで、多くは自社で対処できます。一方、媒体の規定と法律の両方を読む必要がある分野は、確認に時間がかかります。担当者が兼務で却下が続いているなら、表現の確認だけを外部に頼るのも一つの方法です。

04不承認になったときの対処の流れ

1. 通知のポリシー名を確認する

不承認の通知には、どのポリシーに抵触したかが書かれています。まずはその名前で媒体の規定を開き、何が求められているのかを読みます。勘で直すと、別の箇所を直してまた落ちることになりがちです。

2. 原因の場所を特定する

表現なのか、画像なのか、リンク先なのか、アカウントなのか。先ほどの10の原因と照らし合わせ、原因の場所を絞ります。テキストが問題なさそうでも、画像の中の文字やLPの表現が原因のこともあります。

3. 広告を直して出し直す

Metaの広告規定では、却下された広告は、編集して出し直すか、新しい広告を作成できます。どちらの場合も、新しい広告として改めて審査されます。

4. 誤りだと考える場合は審査をリクエストする

ポリシーに違反していないのに却下されたと考える場合、Metaでは「アカウントのクオリティ」から審査をリクエストできます。TikTokでも、ヘルプセンターで審査をリクエストする方法が案内されています。リクエストの際は、なぜ違反に当たらないと考えるのかを具体的に書くと伝わりやすくなります。

審査リクエストの書き方の例

誤判定だと考えて審査をリクエストするときは、「何を」「なぜ違反ではないと考えるか」を短く具体的に書きます。

  • 対象: どの広告か(広告名、入稿日)
  • 指摘されたポリシー: 通知に書かれていたポリシー名
  • 違反ではないと考える理由: 例「本広告は商品の使い方を説明するもので、見る人の健康状態に言及していません」
  • 確認したこと: 例「画像内の文字とリンク先のページも確認し、該当する表現がないことを確認しました」

感情的な書き方や、「他社の広告は通っている」といった比較は、判断の材料になりにくいので避けましょう。

05広告審査の入稿前チェックリスト

審査で配信が遅れるのを防ぐには、入稿前の確認がいちばん効きます。以下は、媒体を問わず使える汎用のチェックリストです。

表現

  • 見る人の健康状態、年齢、経済状況などを決めつける書き方をしていないか
  • 「必ず」「絶対」「100%」など、効果を約束する言葉を使っていないか
  • 数字や「No.1」などの表現に、示せる根拠があるか
  • 恐怖や不安を過度にあおる書き方になっていないか

画像・動画

  • 画像の中の文字にも、上の表現の問題がないか
  • 体型の変化を強調する比較や、身体の一部を過度に強調する素材を使っていないか
  • 偽のボタンや通知風のデザインになっていないか
  • 楽曲、ロゴ、人物、他社の商品などの使用許可が取れているか

リンク先

  • 広告と同じ商品・価格・条件がLPの冒頭に載っているか
  • リンク切れや、極端に表示の遅いページになっていないか
  • 会社情報、問い合わせ先、プライバシーポリシーなどが確認できるか
  • LP内の表現にも、媒体の規定や法律上の問題がないか

アカウント

  • 支払い方法が有効か
  • ページやプロフィールの情報が整っているか
  • 制限のある商材の場合、必要な条件や事前の手続きを満たしているか

06審査で配信が遅れないための進め方

開始日の数日前に入稿する

審査は通常すぐに終わりますが、時間がかかることもあります。開始日が決まっているキャンペーンは、余裕をもって入稿し、配信開始日を予約しておくと安心です。

表現の強さを変えた案を用意しておく

健康・美容・金融など審査が厳しめの分野では、表現の強さが違う案を複数用意しておくと、1本が落ちても配信を止めずに済みます。

落ちた理由を記録する

どの表現で落ち、どう直したら通ったかを記録しておくと、次の制作で同じ失敗を防げます。制作担当と運用担当で共有しておくのがおすすめです。

広告とLPの修正を分けない

手間がかかるのは、広告とLPで担当や制作会社が分かれている場合です。原因がLPにあるとわかっても、修正の依頼と確認に時間がかかり、その間は配信が止まります。LPの表現まで誰が確認するのかを、入稿前に決めておきましょう。また、審査を通すために広告の表現だけを弱めると、LPやLINEの案内と言っていることがずれて、クリック後の離脱が増えることがあります。表現を変えるときは、受け皿の文言も一緒に見直します。

07よくある質問

一度通った広告が、あとから不承認になることはありますか?

あります。Metaの広告規定では、広告は配信開始後も再審査の対象とされています。LPを変更したタイミングなどで、改めて審査されることもあります。

同じ内容なのに、通る広告と落ちる広告があるのはなぜですか?

審査は主に自動で行われるため、画像の細かな違いや、リンク先の内容の違いで判断が分かれることがあります。落ちた広告と通った広告を見比べて、違う部分を探すと原因がわかることがあります。

審査に何度も落ちると、どうなりますか?

違反が重なると、広告アカウントやページが制限されることがあります。出し直しを繰り返す前に、原因をしっかり特定してから再入稿しましょう。

08まとめ

  • 審査は配信前に主に自動で行われ、広告だけでなくリンク先やアカウントも対象になる
  • 落ちる原因の多くは「表現」「リンク先」「素材の権利」「アカウント」のどれか
  • 見る人の特性を決めつける表現と、広告とLPの不一致は特に多い
  • 不承認の通知のポリシー名から原因を特定し、広告とLPをまとめて直す
  • 入稿前のチェックリストと、表現の強さを変えた予備の案で、配信の遅れを防ぐ

審査は、広告を止めるためのものではなく、見る人に誤解を与えないためのものです。Lic.では、SNS広告の運用、広告クリエイティブの制作、LP制作を手がけ、広告とLPを一続きでつくることを心がけています。

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参考

Lic. 編集部Lic. Journal Editorial

株式会社Lic.の編集部。Web広告・デザインの現場から記事を届けます。

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