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LPの構成の作り方|離脱を防ぐ10ブロックの型と順番

LPの構成の作り方|離脱を防ぐ10ブロックの型と順番
目次
  1. 01LPの構成とは「疑問に答える順番」
  2. 02構成を決める前に固める3つの前提
  3. 03成果が出るLPの基本の型(10ブロック)
  4. 04LP構成のフレームワーク(PASONA・AIDA・QUEST)の使い分け
  5. 05商材別・そのまま使える構成テンプレ4種
  6. 06構成案シートのテンプレ
  7. 07構成が固まったか確認するチェックリスト
  8. 08LP構成でよくある失敗と対策
  9. 09構成の良し悪しを検証する方法
  10. 10よくある質問
  11. 11まとめ

LP(ランディングページ)の構成とは、どの情報をどの順番で並べるかの設計で、読み手の頭に浮かぶ疑問の順番をそのまま並べたものです。「デザインはきれいなのに、申し込みが増えない」という悩みも、原因の多くは見た目ではなく構成にあります。決める前に固めるべき前提、基本の10ブロック、フレームワークの使い分け、商材別にそのまま使える構成テンプレ4種、構成案シートの書き方を順に解説します。PASONAなどの型は、疑問の順番を漏れなく拾うための道具として使います。

01LPの構成とは「疑問に答える順番」

LPは、特定の広告から来た、特定の悩みを持つ人に、ひとつの行動をお願いするためのページです。会社案内のように情報を網羅する必要はありません。

広告をタップした人の頭には、おおむね次の順番で疑問が浮かびます。

  • これは自分に関係ある話か
  • 自分の悩みをわかってくれているか
  • どうやって解決してくれるのか
  • 本当にそうなのか、信じていいのか
  • 他と比べてどうなのか
  • 費用や手間、リスクはどのくらいか
  • 申し込むと何が起きるのか

成果が出るLPの構成は、この疑問の列に1つずつ答えるブロックを並べたものです。逆に、疑問が浮かぶ前に答えを出したり、答えるべき疑問を飛ばしたりすると、読み手はそこで止まります。

02構成を決める前に固める3つの前提

1. 誰の、どの段階に向けたページか

同じ商品でも、「悩みを自覚したばかりの人」と「他社と比較している人」では、必要な情報の量も順番も変わります。ターゲットは属性よりも、検討のどの段階にいるかで決めるのが実用的です。

2. 流入元の「温度」

LPに来る人の温度は、どの広告から来たかでほぼ決まります。

流入元の例温度構成の方向性
SNS広告(新規)、記事LP経由低い共感と原因の説明を厚く。長めの構成
検索広告(悩みのキーワード)中くらい解決策と根拠を中心に。標準的な長さ
検索広告(サービス名・比較)、リターゲティング高い比較・料金・FAQを前に。短めの構成

3. ゴールを1つに絞る

「資料請求」「無料相談」「購入」をすべて同じ重さで並べると、読み手は迷います。メインのゴールを1つに決め、ほかは補助的な扱いにします。

03成果が出るLPの基本の型(10ブロック)

疑問の順番に沿って、LPの基本の型を10のブロックに分けると次のようになります。すべてが必須ではなく、温度や商材によって省いたり順番を入れ替えたりします。

順番ブロック答える疑問主な中身
1ファーストビュー自分に関係ある?キャッチコピー、ビジュアル、CTA
2共感・問題提起わかってくれている?悩みの言語化、よくある状況
3原因なぜ解決しない?これまでの方法がうまくいかない理由
4解決策どう解決する?商品の仕組み、得られる結果
5根拠信じていい?事例、データ、お客様の声、専門家
6比較・選ばれる理由他とどう違う?比較表、独自の強み
7料金・プランいくらかかる?価格、含まれるもの、支払い方法
8利用の流れ申し込むと何が起きる?ステップ図、所要時間
9よくある質問最後の不安は?解約、サポート、納期
10クロージングCTA今決めていい?オファー、特典、フォーム

CTAボタンは10番だけでなく、4・5・7の直後など、読み手の気持ちが高まりやすい位置にも置きます。

大きく見ると「ファーストビュー・ボディ・クロージング」の3ブロック

10ブロックは、大きく3つのまとまりに分けて考えることもできます。構成を関係者と話すときは、まずこの3つの配分から決めると話がまとまりやすくなります。

まとまり含まれるブロック役割
ファーストビュー1自分に関係があると思ってもらい、スクロールしてもらう
ボディ2〜6悩みへの共感から解決策、根拠、比較までで「欲しい」と思ってもらう
クロージング7〜10料金・流れ・FAQで不安を消し、申し込んでもらう

流入の温度が低いほどボディを厚く、高いほどクロージングを前寄せにする、というのが配分の基本的な考え方です。

04LP構成のフレームワーク(PASONA・AIDA・QUEST)の使い分け

LPの構成でよく使われる型には、PASONAの法則、AIDA、QUESTフォーミュラなどがあります。どれも「疑問の順番」を別の言葉で整理したものなので、商材や温度に合わせて選びます。

型流れ向いている場面
新PASONA問題 → 親近感 → 解決策 → 提案 → 絞り込み → 行動悩みが明確な商材、通販、スクール
AIDA注意 → 興味 → 欲求 → 行動商品の魅力が伝わりやすい商材、ブランド訴求
QUEST絞り込み → 理解 → 教育 → 興奮 → 行動説明が必要な新しい商材、BtoB

基本の10ブロックとの対応でいうと、新PASONAの「問題・親近感」が2〜3、「解決策・提案」が4〜7、「絞り込み」が限定性や対象者の明示、「行動」が10にあたります。フレームワークをそのまま当てはめるより、10ブロックのどこを厚くするかを決める判断材料として使うと、構成がぶれにくくなります。

05商材別・そのまま使える構成テンプレ4種

基本の型を、商材のタイプ別に並べ替えたテンプレートです。構成を考えるときの出発点として使ってください。

テンプレ1. BtoBサービス(無料相談・資料請求がゴール)

順番ブロック書くこと
1ファーストビュー対象業種・課題と、相談で得られるもの
2課題の整理担当者がよく抱える課題を3つ程度
3解決のアプローチ進め方、他の手段との違い
4支援内容サービスの範囲、体制
5事例業種、課題、取り組み、変化(事実のみ)
6料金の考え方料金体系、目安の出し方
7導入の流れ相談から開始までのステップと期間
8FAQ契約期間、最低費用、社内体制
9CTA相談内容の例、フォーム

決裁者と担当者の両方が読む前提で、社内共有しやすい情報(料金の考え方、導入の流れ)を省かないことがポイントです。

テンプレ2. 単品通販(購入・定期申し込みがゴール)

順番ブロック書くこと
1ファーストビュー悩み+商品+オファー
2悩みの共感具体的な生活場面
3原因悩みが続く理由
4商品の解決策仕組み、こだわり
5使い方生活への取り入れ方
6お客様の声実在の声、条件の明記
7比較他の選択肢との違い
8オファー価格、定期の条件、休止・解約の方法
9FAQ届く日数、続け方
10CTA購入フォーム

定期購入の条件や解約方法は、申し込み画面だけでなくLP本文でもわかりやすく示します。

テンプレ3. 店舗・サロン(予約がゴール)

順番ブロック書くこと
1ファーストビューエリア+悩み+初回メニュー
2共感来店前の不安
3選ばれる理由技術、設備、スタッフ
4メニューと料金初回価格、所要時間
5お客様の声・施術例事実として示せるもの
6来店の流れ予約から施術後まで
7アクセス地図、駅からの道順、駐車場
8FAQ当日キャンセル、勧誘の有無
9CTA予約ボタン、電話、LINE

店舗系は「行けるかどうか」が判断の大半を占めるため、アクセスと所要時間を早めに出すと離脱が減りやすくなります。

テンプレ4. スクール・説明会(申し込みがゴール)

順番ブロック書くこと
1ファーストビュー受講後の姿+説明会の告知
2対象者こんな人に向いている/向いていない
3カリキュラム期間、学ぶ内容
4講師・サポート経歴、質問の方法
5受講生の声受講前の状況と変化
6料金総額、分割、返金規定
7説明会の内容何がわかるか、所要時間、オンライン可否
8FAQ学習時間、挫折したとき
9CTA日程の選択、フォーム

「向いていない人」をあえて書くと、読み手の自己判断を助け、ミスマッチの申し込みも減らせます。

06構成案シートのテンプレ

デザインに入る前に、構成案を文章だけのシートで固めておくと、手戻りが大きく減ります。1ブロックにつき1行で、次の列を埋めます。

列書く内容記入例
ブロック名何のブロックか根拠
答える疑問読み手のどの疑問に答えるか本当に続けられる?
伝えるメッセージ一文で言い切る忙しい人でも、1日15分で続いている
素材必要な写真・数値・声受講生の声3件、学習時間のデータ
CTA有無直後にボタンを置くかあり
確認事項法務・事実確認声の掲載許諾、数値の出典

「答える疑問」の列が埋まらないブロックは、読み手にとって不要な可能性があります。逆に、問い合わせでよく聞かれるのに、どの行にも対応する疑問がない場合は、ブロックが足りていません。

07構成が固まったか確認するチェックリスト

構成案シートができたら、デザインに進む前に次の項目を確認します。1つでも「いいえ」があれば、構成の段階で直しておくほうが、あとで直すより手間がかかりません。

  • ゴール(申し込み・資料請求・予約など)が1つに決まっているか
  • 想定する読み手と、その人の検討段階を一文で言えるか
  • 流入元の広告で約束したことが、ファーストビューで回収されているか
  • 各ブロックに「答える疑問」が書かれているか
  • 問い合わせでよく聞かれる質問が、どこかのブロックで答えられているか
  • 主張のあとに根拠が来る順番になっているか
  • 料金、利用の流れ、解約やキャンセルの条件が書かれているか
  • CTAが、気持ちが高まる位置に複数置かれているか
  • お客様の声や数字は、掲載の許諾と出典を確認できるものだけか
  • ファーストビューだけを見て、何のページか、誰向けかがわかるか

構成が固まったら、ワイヤーフレーム(各ブロックの配置を線で描いた設計図)に落とし込み、そのうえでデザインに進みます。構成案シートの「伝えるメッセージ」の列は、そのまま各ブロックの見出しの下書きとして使えます。

08LP構成でよくある失敗と対策

失敗起きること対策
会社紹介から始まる自分に関係あるかわからず離脱冒頭は読み手の悩みと結果から
情報を全部入れるどれも伝わらない疑問に対応しないブロックは削る
根拠が解決策より前にある何の根拠かわからない「主張 → 根拠」の順に並べる
料金が最後まで出ない不安で途中離脱温度が高い流入では料金を前寄せ
CTAが最後に1つだけ読み終える前に気持ちが冷める気持ちが高まる位置ごとに配置
広告ごとに同じLP広告の約束とずれる訴求軸ごとにファーストビューを出し分け

09構成の良し悪しを検証する方法

構成は、公開後の数字で検証して初めて良し悪しがわかります。見るべきは、ブロックごとのスクロール到達率です。

  • 特定のブロックで急に読み手が減っている → そのブロックの前で疑問が解消されていない、または不要な情報が挟まっている
  • 終盤まで読まれているのに申し込みが少ない → 料金・FAQ・CTAなどクロージング側に課題がある
  • 序盤で大きく減っている → ファーストビューや広告とのずれを疑う

改善は、一度にすべて変えるのではなく、ブロックの入れ替えや削除を1つずつ試します。構成の変更は、色や装飾の調整よりも読み手の体験を大きく変えられるため、まずは順番から見直すのがおすすめです。

数字を読むときは、LPの中だけで原因を決めないようにします。広告の訴求を変えると来る人の温度も変わるため、構成が同じでも到達率は動きます。どの広告から来た人の数字かを分け、申し込み後のLINEや電話の対応で止まっていないかも合わせて確認しましょう。

1つずつ試す進め方は、結果がたまるまで次の変更を待つことになり、そのたびにデザインや実装の手も必要です。広告が1本でLPも1枚なら社内で十分に回せますが、訴求ごとにファーストビューを出し分けると、更新の手間は広告の数だけ増えます。誰がどの頻度で更新するかを、公開前に決めておきましょう。

10よくある質問

Q. LPは長いほうがいいのですか、短いほうがいいのですか

商材と流入元の温度によります。説明が必要な商材や温度の低い流入では長め、すでに比較段階の人には短めが合う傾向があります。長さそのものではなく、疑問に過不足なく答えているかで判断してください。

Q. 新PASONAとAIDA、どちらを使えばいいですか

悩みがはっきりしている商材なら新PASONA、商品自体の魅力で興味を引ける商材ならAIDAが組み立てやすいでしょう。どちらを使っても、最終的には基本の10ブロックのどこを厚くするかの判断に落とし込むのが実用的です。

Q. 広告の訴求ごとにLPを分けるべきですか

全体を作り分ける必要はありませんが、ファーストビューは訴求ごとに合わせるのが理想です。中盤以降の根拠やFAQは共通にして、入り口だけを出し分けると、管理の手間を抑えながら広告とのずれを減らせます。

11まとめ

  • LPの構成は、読み手の頭に浮かぶ疑問の順番に答えるブロックの並び
  • 構成の前に「誰のどの段階か」「流入元の温度」「ゴールは1つか」を固める
  • 基本の10ブロックを土台に、新PASONA・AIDA・QUESTで厚くする場所を決める
  • 商材別テンプレを出発点にし、構成案シートで「答える疑問」を1行ずつ確認する
  • デザインに進む前に、チェックリストで構成が固まったかを確かめる
  • 公開後はブロックごとのスクロール到達率を見て、順番から改善する

広告で何を約束したかを起点に構成を組み立てると、ページの役割がはっきりし、改善の打ち手も見つけやすくなります。Lic.では、広告運用とLP制作を分けずに設計しています。

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広告運用を前提に、離脱防止の設計までふくめたLPや、配信用の広告クリエイティブを制作します。公開後も、配信データをもとに改善を続けます。

  • 離脱防止まで考えたLP制作
  • 配信用の広告クリエイティブ制作
  • 配信データをもとにした継続的な改善

まだ具体的に決まっていない段階のご相談も歓迎です。

Lic. 編集部Lic. Journal Editorial

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