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LINEブロック率の平均は?原因の調べ方と下げる5つの改善策

LINEブロック率の平均は?原因の調べ方と下げる5つの改善策
目次
  1. 01ブロック率の見方
  2. 02なぜブロックされるのか
  3. 03管理画面で原因を突き止める
  4. 04改善策1:友だち追加の時点で期待をそろえる
  5. 05改善策2:頻度とタイミングを見直す
  6. 06改善策3:内容を「お知らせ」から「役に立つ情報」へ
  7. 07改善策4:セグメント配信とステップ配信
  8. 08改善策5:配信しないことも選択肢にする
  9. 09業種別・配信設計の考え方
  10. 10ブロックが急増したときの対応手順
  11. 11よくある質問
  12. 12まとめ

LINEのブロック率には、LINEヤフーが公式に示す平均値がなく、解説記事でよく見る20〜30%程度という目安も算出の条件はまちまちです。そのためブロック率は、他社と比べるより、どの配信のあとに、どこから来た人が離れたかを見つけるための数字として使います。LINEは通知で気づいてもらいやすいぶん、不要だと感じられた瞬間にブロックされてしまうメディアでもあります。ブロック率の見方、管理画面のデータを使った原因の突き止め方、頻度・内容・タイミング・出し分けの改善策を、診断の順番に沿って解説します。

01ブロック率の見方

ブロック率の計算方法

一般的には、ブロック率は次のように計算されます。

  • ブロック率=ブロック数 ÷ 友だち数(累計の友だち追加数)

LINE公式アカウントの管理画面では、「分析」の「友だち」で、友だち追加数、ターゲットリーチ、ブロック数の推移を確認できます。ターゲットリーチは、メッセージを届けられる友だちの数の目安で、ブロックが増えると減っていきます。

「平均ブロック率」に振り回されない

ブロック率の平均として、LINE運用ツールを提供する会社の解説記事では「20〜30%程度」という目安がよく紹介されています。ただし、LINEヤフーが公式に平均値や業種別の基準値を示しているわけではなく、各社の数字も算出の条件や根拠がまちまちです。また、ブロック率は業種、友だちの集め方(クーポン目当てか、予約のためか)、運用期間によって大きく変わります。

他社の数字と比べるより、次の2つを自社の中で追いかけるほうが、改善につながります。

  • 配信ごとに、ブロック数がどれだけ増えたか
  • 友だち追加の経路ごとに、ブロックがどれだけ発生しているか

02なぜブロックされるのか

ブロックが起きる理由は、ほとんどの場合「このアカウントからのメッセージは、自分には必要ない」と感じられたことにあります。

原因よくある状況
量が多い配信の頻度が高く、通知がわずらわしい
関係がない自分の属性や興味と関係のない内容が届く
売り込みばかりセールや新商品のお知らせしか届かない
目的を果たしたクーポンを使ったので、もう必要ない
時間が合わない深夜や早朝など、生活リズムに合わない時間に届く
期待と違う友だち追加のときに想像していた内容と違う

03管理画面で原因を突き止める

配信ログをつける

ブロックの原因を探るいちばん確実な方法は、配信ごとの記録です。次のような表を用意し、配信のたびに埋めていきましょう。

配信日時配信対象内容のテーマ形式開封・クリック翌日までのブロック増加
例:〇月〇日 12時全員セール告知画像記入記入
例:〇月〇日 19時来店2回以上新メニュー紹介カード記入記入

数回分たまると、「全員向けのセール告知のあとにブロックが増える」「夜の配信は少ない」といった傾向が見えてきます。

配信の種類が少ないうちは、この表だけで十分に原因を追えます。配信の種類や友だち追加の入口が増えると記入の手間も増え、担当者が他の業務と兼務している場合は、配信だけ続いて記録が止まることがよくあります。無理なく埋められる項目に絞ってでも、続けることを優先しましょう。

友だち追加経路ごとのブロックを見る

分析画面の「友だち追加経路」では、経路ごとの友だち追加数とブロック数を確認できます。見るときは、次の仕様に注意してください。

  • 期間は最大90日まで選べ、表示されるブロック数は「その期間中に発生したブロック」の数
  • 友だちになって90日以上たった人のブロックは、「その他」にまとめて数えられる
  • 経路ごとの数字は、期間内に20回以上の追加またはブロックがある場合に表示される

この仕様を踏まえると、経路別のブロックは「追加から間もない時期の離脱」を見るのに向いています。特定の経路だけブロックが多い場合、その入口で約束した内容と、実際に届く配信がずれている可能性があります。入口が広告なら、直す先は配信ではなく、広告の訴求やその手前のLPかもしれません。配信の担当と広告の担当が分かれていると見落としやすい部分なので、広告で何を約束しているかを配信の担当も確認できるようにしておきましょう。

原因を絞り込む診断の順番

  • 追加直後にブロックが多い → 友だち追加の理由やあいさつメッセージを見直す
  • 特定の配信のあとに急増 → その配信の内容・対象・時間を見直す
  • じわじわと増え続ける → 配信の頻度と、内容の偏り(売り込みばかりになっていないか)を見直す
  • 特定の経路だけ多い → その入口での約束と、届く配信のずれを見直す

04改善策1:友だち追加の時点で期待をそろえる

ブロック対策は、配信の前、友だち追加の瞬間から始まっています。

追加の理由と、届く内容を一致させる

「クーポン目当て」で追加した人に、クーポンと関係のない配信ばかりが届けば、ブロックにつながります。友だち追加を呼びかけるときには、特典だけでなく「このアカウントから何が届くのか」も伝えておきましょう。

あいさつメッセージで頻度を伝える

あいさつメッセージで、配信の内容と頻度の目安を伝えておくと、ユーザーは心の準備ができます。「季節のおすすめとお得な情報を、月に2回ほどお届けします」のように、具体的な言葉で伝えるのがポイントです。

05改善策2:頻度とタイミングを見直す

頻度に一律の正解はない

来店頻度の高い飲食店と、検討期間の長い住宅や高額商材とでは、ちょうどよい頻度が大きく違います。同じアカウントでも、何度も利用している人と、追加したばかりの人とでは受け取り方が違います。配信ログをもとに、自社にとってのちょうどよい頻度を探りましょう。

頻度はコストにも関わる

メッセージ通数は「配信回数×送った友だちの数」で数えられ、月の無料通数を超えるとプランの見直しや追加料金が必要になります。全員に頻繁に送ると、ブロックのリスクだけでなくコストも増えていきます。必要な人に絞って送ることは、ブロック対策であると同時にコスト対策でもあります。

「必要とされる時間」に届ける

ランチの案内なら昼前、仕事帰りに寄ってほしいなら夕方、じっくり読んでほしい内容なら夜など、ユーザーがその情報を必要とするタイミングを想像して設定します。深夜や早朝の配信は通知がわずらわしく感じられやすいため避けましょう。

06改善策3:内容を「お知らせ」から「役に立つ情報」へ

役立つ情報の中に、案内を織り込む

セールや新商品のお知らせは、企業にとっては伝えたい情報でも、受け取る側にとっては開く理由になりません。使い方、選び方のコツ、季節に合わせた提案など、役に立つ情報を中心にして、その中に案内を織り込む構成を意識しましょう。

一通一テーマ、一行動

一回の配信に情報を詰め込みすぎると、何を伝えたいのかがわかりません。一通につき伝えるテーマは一つ、してほしい行動も一つに絞ります。

冒頭の一文で「自分ごと」にする

通知やトーク一覧では、メッセージの冒頭が表示されます。ここで「自分に関係がある」と感じてもらえるかが、開封にもブロックにも影響します。冒頭には、受け取る人にとってのメリットや具体的な内容を置きましょう。

スマートフォンで見やすい形式にする

テキスト、画像、動画、リッチメッセージ、カードタイプメッセージ、クーポンなど、形式は内容に合わせて使い分けます。画像の文字が小さすぎる、情報が多すぎるといった見づらさは逆効果です。配信前に、必ず実機で見え方を確認しましょう。

07改善策4:セグメント配信とステップ配信

セグメント配信で「自分に関係ない」をなくす

友だち全員に同じ内容を送るのではなく、属性や行動に応じて配信先を絞り込むのがセグメント配信です。

  • 友だち追加の経路ごと(店頭・Webサイト・広告など)
  • アンケートで回答してもらった興味・関心ごと
  • 来店や購入の履歴ごと
  • 過去の配信を開封した人、リンクをクリックした人ごと

管理画面の性別・年代・地域による絞り込みには、ターゲットリーチが100人以上必要などの条件があります。友だちが少ないうちは、アンケートの回答や配信への反応など、自社で集めた情報をもとに出し分けましょう。

ステップ配信で関係を育てる

ステップ配信は、友だち追加などをきっかけに、あらかじめ用意したメッセージを順番に自動で届ける機能です。追加直後はアカウントの使い方や基本情報、数日後によくある質問への回答、その後に特典の案内、というように関係が深まる順番で届けることで、いきなり売り込む印象を避けられます。

08改善策5:配信しないことも選択肢にする

伝えることが特にない週に、「配信の回数を守るため」に送るのは逆効果です。送らない判断も、ブロック対策のひとつです。そのぶん、リッチメニューやショップカード、チャットなど、ユーザーが必要なときに自分から使える機能を充実させておきましょう。

09業種別・配信設計の考え方

ちょうどよい頻度や内容は業種によって違います。自社に近いものを出発点に、配信ログで調整していきましょう。

業種の例友だちが求めていること配信の軸ブロックを招きやすい配信
飲食店お得な情報、新メニュー来店のきっかけになるクーポンや季節の提案毎日の一斉配信、遠方の店舗の情報
美容室・サロン予約のしやすさ、ケアの情報来店周期に合わせたリマインドとケアのコツ来店直後のキャンペーン告知
EC・D2C使い方、再購入のタイミング購入後の使い方ガイドと、なくなる頃の案内購入直後からのセール連発
BtoB・高額商材判断材料、事例検討段階に合わせた資料やよくある質問検討初期の人への商談の誘い

10ブロックが急増したときの対応手順

  • その配信の内容・対象・時間を配信ログで確認する
  • 友だち追加経路ごとのブロックを見て、特定の入口に偏っていないか確認する
  • 同じ種類の配信を当面止め、対象を絞るか、内容を変えて小さく試す
  • あいさつメッセージで伝えている内容と、実際の配信がずれていないか見直す
  • 次回以降の配信ログに、変えた点を記録して効果を確かめる

11よくある質問

ブロックした人に、もう一度アプローチする方法はありますか?

ブロックした人にはメッセージを届けられません。店頭や広告、SNSなど、LINE以外の接点で改めて友だち追加をしてもらう必要があります。だからこそ、ブロックされる前の設計が重要です。

誰がブロックしたかは確認できますか?

管理画面の分析で確認できるのは、ブロック数の推移や友だち追加経路ごとのブロック数といった「数」です。個々の友だちを特定して追いかけるより、どの配信のあと、どの経路から来た人のブロックが増えたかを見るほうが、改善につながります。

ブロック率が高いのは、友だち集めのやり方が悪いのでしょうか?

その可能性はあります。特典だけを強く打ち出して友だちを集めると、特典を使ったあとにブロックされやすくなります。経路ごとのブロックを確認し、特定の入口に偏っていないかを見てみましょう。

配信頻度を下げたら、売上も下がりませんか?

頻度を下げても、必要な人に絞って質の高い配信を届ければ、反応が上がることは珍しくありません。全員への配信を減らし、反応のよいセグメントへの配信を厚くするなど、総量ではなく配分で考えましょう。

12まとめ

  • ブロック率は他社と比べるより、配信ごと・経路ごとの変化で見る
  • 原因は「自分には必要ない」と感じられること。量・関係性・売り込み・時間・期待のずれを疑う
  • 配信ログと友だち追加経路の分析で、原因をひとつずつ特定する
  • 友だち追加の時点で期待をそろえ、頻度とタイミングを自社のデータで決める
  • 内容は役立つ情報を中心に、一通一テーマ一行動で
  • セグメント配信とステップ配信で、必要な人に必要な順番で届ける

LINE公式アカウントは、お客様と直接つながり続けられる貴重な場所です。配信の量を増やすより一通一通の価値を高め、入口で約束した内容と届く配信をそろえることが、ブロックを減らす土台になります。Lic.では、LINE公式アカウントの構築を、広告やLPと分けずに設計しています。

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参考

Lic. 編集部Lic. Journal Editorial

株式会社Lic.の編集部。Web広告・デザインの現場から記事を届けます。

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